アダチです。
中古せどりで悩むのが、「価格設定」です。私も初めはどのくらいの値段で販売すればいいのかわかりませんでした。
何故かというと、ヤフオクで1円オークションで売りさばいでいたからです。
当時の中古カメラ転売のノウハウは、安いの仕入れて1円で3日で売り切るというノウハウだったため、定額で売る概念がなかったんです。
しかし、次第にヤフオクの1円オークションが上がりにくくなったため、ヤフオクで定額で売ったり、アマゾンやebayで併売するようになりました。
たしかに、定額で置いておけば高く売れます。しかし、設定価格を間違うと全然売れなかったり、逆に安すぎて利益を取りこぼすことになります。
今回は、アダチ流アマゾン、ヤフオク、メルカリ等それぞれの設定価格の決め方をご紹介していこうと思います。
Contents
「中古品」どうやって価格設定するの?
中古品は、新品と違って1点1点状態が違います。そのため状態や付属品の有無を見て直近のデータを参考にしながら値段設定していくわけです。
商品の状態
中古品は、商品の状態によって価格が大きく異なります。もちろん、外観が汚いものよりも、綺麗なものの方が高い値段設定で売れていきます。
私は中古品の状態レベルを
「美品」・・・使用感が少なく少しのスレ程度
「良品」・・・使用感やスレが多少あるが全体的に見て綺麗
「実用品」・・・スレ傷が目立つ状態
「ジャンク品」・・・壊れている、どこか不良箇所がある状態
商品の状態によって、5段階に分けています。これを元に値段設定していくわけです。
もちろん、綺麗な状態になればなるほど高値で設定します。
付属品の有無
中古品は、付属品の有無で値段設定が大きく変わってきます。
・元箱
・バッテリー、充電器
・保証書
・説明書
・その他ケーブル等
プリンターやカメラなどは、保証書(有効期限内)があるかないかだけでも購入意欲が変わってきます。以外に、保証書があるというだけで高くても購入する人が多いのが事実です。
また廃盤になっているフィルムカメラは、元箱や付属品が揃っている方が高く売れる傾向にあります。出品する時は、付属品があることをアピールして高値で設定しましょう。
もちろん、フィルムカメラ以外にも、廃盤になっている商品で人気の物は付属品込みで、尚且つ綺麗な状態だと驚くような高値で売れて行くことがあります。
データを信じろ!自分の価値観はあてにならない
価格設定する時に、自分の主観で価格設定するのは絶対ダメです。
アマゾンなら「モノレート」(すいません私は使っていませんが)、ヤフオクなら「オークファン」、ebayなら「sold listing」、メルカリなら「販売履歴」のデータがあるわけです。
その価格で売れているのなら、同じような状態、付属品で同じような出品ページで販売すれば100%売れていきます。
まずはデータを元に価格設定しましょう。
中古せどりの価格設定について
「ヤフオク」「アマゾン」「メルカリ」それぞれの媒体での価格設定を実際の商品を元に解説していきます。
と言っても直近3カ月の売れているデータを元に同じような状態の価格に合わせていくといった感じです。3日で売れなかったら徐々に値段を下げていくといった方法で回しています。
今回は、こちらの「ルミックス LX100」綺麗で美品な状態、付属品が全て揃っているカメラで価格設定していこうと思います。
「ヤフオク」編
オークファンで直近3カ月の「ルミックス LX100」が売れている履歴を見ていきます。高く売れている順に並べます。
基本的に状態が良くて、付属品が有るものが高く売られています。
価格の横にある1件や6件、28件というのは入札された数です。
定額で売るのなら入札数が1件のものを参考にしましょう。商品状態を見比べて、同じ程度だったらその価格で置いていけば売れていきます。
私だったらこの場合は、39800円で置いて、売れなかったら徐々に下げていくでしょう。
もし売れずに早く売りたいというのであれば、価格を下げて出品していけば直ぐに入札が入って売れていきますよ。
「アマゾン」編
アマゾンの中古品の状態は「ほぼ新品」「非常に良い」「良い」「可」になっています。
もちろん、状態が良いほど高値で設定していきます。今回は、美品ということで「非常に良い」として出品していきます。
他の方は「モノレート」を使って価格設定をしていますが、すいません。私使ったことがないのでアマゾン内の値段を参考にしています。
まずは、アマゾン内にある最低で出品されている価格を参考に値段設定をしていきます。
最低値段は40200円で出品されていますね。しかも「非常に良い」状態のカメラです。
出品するカメラが状態の悪い「可」レベルのものなら40200円以下の最安値で出品しますが、今回は「非常に良い」状態のものなので「ほぼ新品」で出品されている「44980円」より、低めの中間くらいの「42800円」で出品するでしょう。
「非常に良い」状態のものが「ほぼ新品」より高値で置いても売れていきません。
大体のライバルセラーの価格付けを見て判断して価格設定しています。
早く売りたいからといって最安値で出品するのはダメです。利益損失すると共に、商品の相場自体も下げてしまいますからね。
「メルカリ」編
メルカリは、ちょっと値段設定がわかりづらいですよね。
私の場合は、ヤフオクやアマゾンと少し高い値段設定で出品しています。何故かというと、メルカリはコメント欄やオファーで値下げを求められることが多いからです。
あらかじめ高値で出品して、オファーが来たら売るというスタイルでメルカリは販売しています。
ジャンク品の値段設定
ジャンク品の価格設定ってどうやすればいいの??と困惑する方は多いのではないでしょうか?
基本的にジャンク品は、ヤフオクやメルカリで売りましょう。アマゾンではジャンク品は売れません。
値段設定は、正常品の相場の半額程度に設定すれば良いです。
またオークファンに「商品名」+「ジャンク」と入力すればジャンク品の相場額が出てくるのでそれを参考に価格設定していきましょう。
ただ注意してほしいのが、タイトルにジャンク品と記載あるけど、出品説明文を見るとジャンク品ではない正常品というパターンもあります。
オークファンの出品ページの中身を見て判断するようにしましょう。
中古せどりの価格改訂のタイミング
せっかく価格設定をしたのに、売れない!!という場合は、値段が高すぎるか、そもそも回転が遅い商品である可能性が高いです。
私の場合は、アクセルやウォッチリスト、ライバル数を見て値段を徐々に下げて価格改定していきます。
ウォッチリスト、いいね数に注目!
ウォッチリストはヤフオクの機能で、その商品が気になっている人の数ってことだと思ってくれればいいです。この数が少ないと値段が高い可能性があります。
逆にウォッチリスト数が多くなれば、売れて行く可能性が高いということです。ウォッチリストが高いのに売れていかない場合は少し我慢して待ってみても良いでしょう。
メルカリであれば、❤️マークの「いいね」数を見て判断して価格改定すればいいです。しかも、メルカリは価格を改定すると検索欄トップに出てくるので閲覧数が一気にあがります。
それをふと見た、顧客が購入してくれることも多々あるので適度な価格改定は必要ですね。
ライバル数に注目!
中古品でも同じ商品に何十人も氾濫している商品もあります。こちらの「NIKON 55-300mmレンズ」をご覧ください。
同じ商品を46人が出品しているんです。そりゃ価格競争になります。
そういったモノは、ライバルが多すぎるので自分の順番が来るまで待つか、価格競争に挑んで値下げをする必要があります。
ヤフオクやメルカリでもライバルの価格設定を見て、値段改定していきましょう。
まとめ
価格設定について述べていきました。
アマゾン、ヤフオク、メルカリと価格設定の基準は同じです。
まずは、商品の状態で直近3カ月で一番高く売れている価格に設定する、3日で売れなかったら少しずつ下げていくという流れになります。
また、商品のアクセス数によっては、逆に値段を上げることもあります。消費者の中には、「値段が高いもの=良いモノ」という概念の方が一定層います。
こういった方をターゲットに高値で設定することも頭に入れておきましょう。決して、最安値だから買う人ばかりではないということです。
参考になれば幸いです。
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