アダチです。今回は、ジャンク品について解説していきます。
中古せどりを追求していくと、「ジャンク品」を扱うことで利益を大きく伸ばすことが可能になります。
ジャンク品で仕入れて、販売する時は、壊れていないように見せかけて売って利益を出すような「カメラ転売」で言われているグレーな手法で稼ごうと言っているわけではないので勘違いしないでくださいね。
私自身も初期の頃、中古品は、中古品でも綺麗なものしか扱っていませんでした。それでも月収30万円を達成することができましたが、ジャンク品を扱うようになりさらに利益アップする事ができました。
こちらでは、ジャンク品の魅力や、稼ぎ方について述べていきます。お役に立てれば幸いです。
Contents
ジャンク品とは?
ジャンク品とは、壊れて使い物にならない商品のことを言います。wikipediaでググってみると・・
ジャンク品(ジャンクひん、英語:Junk、故障品と同義)とは、そのまま使える見込みがないほど故障・損耗し、本来の製品としての利用価値を失っている故障品。
『引用・wikipedia』
簡単に言うと、使い物にならないゴミ、利用価値のない物です。こういったものを仕入れて、転売して利益が出るの?クレームにならないの?と疑問に思うでしょう。
全うな商品をしていれば全く問題ありません。そして、ジャンク品でも部品取りや自分で修理する人が購入していきます。
私の経験から言うと、海外に輸出する業者さんや、中国人、ペルー人がジャンク品を好んで購入していくことが多いです。海外では、日本製品のジャンクでも高く売れるのでしょう。
もしくは、自社で修理をして、再生して海外で再販するのでしょうね。どちらにせよ、こういった方々をターゲットにすれば、ジャンク品でも売れていくし、稼ぐ事も可能です!
ジャンク品を装った出品者に注意!
ジャンク品は、ジャンク品でも悪質な出品者から仕入れることは避けなければいけません。
・タイトルには、ジャンク品と記載されていないが、出品文を良く見ると壊れているもの
・曖昧な表現をしている
例えばこの出品者ですが・・タイトルは「外観新品級」
説明文を良く見てみると・・
表現が非常に曖昧で「バッテリーがないため動作未確認」とのこと。こういう時はほとんどの場合ぶっ壊れています。
曖昧な表現をすることで、購入者をハメようとしているわけです。こういった悪質な転売ヤーは多く、こういった出品者から仕入れると赤字を抱えることになりますので気をつけてください。
この出品者のIDを見ましたが、悪い評価が多く、多くの方からクレームを受けていました。こんな手法で稼げるといっても気持ちのいいものではないですよね。
どういったジャンク品を仕入れればいいの?
ジャンク品は稼げるからと言って、どういったジャンクを仕入れてばいいのか分かりませんという方のためにジャンク仕入れのコツを伝授します。
本当に壊れてるから、ジャンク扱いで出品
嘘偽りなく、壊れていることを表記されているものです。これは間違いなく仕入れ対象です。
売る時も正直に壊れていることを記載して、転売するようにしてください。
クレームが面倒だから念のためジャンク扱いで
こちらは、あるリサイクル業者の出品文ですが、レンズにクモリがあるだけでジャンクと記載されています。こういった出品者も仕入れ対象です。
業者などは、早く売り切りたいためにクレーム、返品を避けるため、出品文に多少のレンズクモリがあるだけで、ジャンクではないのにジャンクと記載しています。
これは、素人出品者も同様、クレームがないように厳しめに査定して、動作正常品なのに「念の為ジャンク品で出品します」と記載している出品者も存在します。
こういった商品がメルカリ、ヤフオクであったら仕入れ対象になります。
ジャンクが稼げる3つの理由
ジャンク品を仕入れたが良いのですが、それをどうやったら利益がでるの?と思われているでしょう。こちらではジャンク品が稼げる3つの理由を上げていきます。
ジャンク品でも価値がある
記事頭でも言いましたが、本当に壊れているジャンク品でも購入するお客様は存在します
・海外輸出業者
・外国人バイヤー
・自分で修理して使う素人
大きく分けて、3種類の購入層があります。海外では、日本製品は非常に人気で壊れていても価値があったり、高く売れるものも存在します。
そのため多くの輸出業者やバイヤーがヤフオクでジャンク品を狙って仕入れているわけです。また、自分で修理して使いたい素人の方も存在します。
このような方からしたら、他の人から見たらゴミでも、十分に価値があるものとしてお金を出して購入するわけです。
修理をして再生して転売
自分に修理する技術があれば、ジャンク品を仕入れて、修理をして正常品として販売することができます。
例えば、フィルムカメラの修理技術やレンズのカビ除去の方法を知っていれば、自分が直せるような商品が出品されていれば仕入れた時点で利益確定です。
ちなみに修理の知識や経験がなくても、ネットやyou tubeで修理方法を無料で見ることができる時代です。カメラのレンズのカビ、クモリ除去方法やカメラの修理方法もネット上に転がっています。
自分で修理できる商品を増やしていけば、必然的に仕入れ対象商品が増えるし、稼げる額も大きくなっていきます。
ジャンクには相場値が存在する
ジャンク品には、ジャンク品なりの相場が存在します。そのため、ジャンク品を相場以下で仕入れて、ジャンク相場を売ることで利益を出すことができるわけです。
しかもジャンクは、相場の見方が分かりづらく、経験を積まないとどの程度で売れるのか判断できません。そのため、ジャンクの相場を知ることで他のライバルセラーよりも頭一つ抜き出ることができるわけです。
自分だけの得意ジャンク品リストを構築していけば、ジャンクだけでも月収30万円は可能です。
ジャンク品はどこで売ればいい?
ジャンク品は、「ヤフオク」「メルカリ」で売りましょう。間違っても「アマゾン」では販売してはいけません。
そもそもアマゾンは、壊れているジャンク品の状態を示す欄がないので、何も知らないで購入されてしまう可能性があります。
購入者から、大クレームをもらってしまい、「1評価」を付けらててしまうこともありえます。アマゾンでジャンク販売は厳禁です。
ジャンクであることをしっかりと記載した上で、「ヤフオク」「メルカリ」を販路として売りましょう。
ジャンク品の相場
ジャンク品の相場は、状態によって異なります
・本当に壊れている商品 相場額の50%
・どこか一部に異常が見られる 相場額の60%〜70%
抽象的で少し分からないかもしれないですが、ヤフオクなら「オークファン」、メルカリなら「売り切れ欄」から同じような状態の商品がいくらで売れているのかを見ることができます。
オークファンでジャンク品の相場を見てみましょう
今回は、[NIKON D7000]のジャンク相場を見ていきます
「NIKON D7000 ジャンク」と入れて、高く売れている順に並べるとNIKON D7000のジャンクで売られている履歴が出てきます
出品ページを開いて、どのような状態のジャンクなのかを調べていきます。仕入れ対象の商品と比べて相場よりも安ければ仕入れていけば良いです。
本当にその額で売れるの?と不安になるかもしれませんが、売れます!データは絶対ですからね。
理性を持った取引をしよう
ジャンクの相場を理解して、仕入れをしていけば必ず稼げるようになります。
しかし、ジャンクを利用して悪さをする転売ヤーが中にはいます。壊れているものでも、平気で壊れていないと主張して、売り払ったり、曖昧な表現で高く売ろうとしたりと気持ちの良いものではないですよね。
ジャンク品は、ジャンク品です。そこをしっかりと記載しないと、誰もが勘違いして購入して、大クレームに繋がることもあります。
このような出品者は、悪い評価を多く付けられIDが停止になって、再度IDを作り直してグレー的なことを延々としています。この記事を読んだあなたには、しっかりと相手にジャンクであることを理解してもらって購入するようにしてください。
まとめ
今回は、ジャンク品について述べていきました。ジャンク品は一見扱いづらいですが、相場勘がついてくると本当に美味しい仕入れ商品になります。
元々、ジャンクで壊れているものは検品などの手間がないですからね。また自分で修理することで再生品として転売することも可能です。
修理する技術があれば、商品によりますが、1品売って5万円〜10万円の利益も夢ではありません。こちらの記事を参考にジャンク品を転売ジャンルの一つに入れてみてはいかがでしょうか?
参考になれば幸いです。
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