アダチです。
最近は、副業でお金を増やすために「せどり」をやる方が増えてきましたね。といっても、せどり転売手法の数が多すぎて、一体何をやれば稼げるのかと迷われる方も多くないと思います。
その中でも今回は「輸出」にフォーカスを向けて解説しますね。私自身、現役のせどらーでありながら、Ebay輸出、Amazon輸出共に経験してるのでリアルな輸出せどり情報をお届けいたします。
ちなみに輸出と言えば、、
- Ebay輸出
- Amazon輸出
上記2点に絞られます。
令和になった今でも稼げるのか?私自身の経験談と友人の輸出セラーの情報を元にメリット、デメリットを踏まえて解説していきますね。
Contents
輸出せどりのメリットとデメリット
では輸出自体のメリット、デメリットを解説します。私自身、Ebay,amazon輸出と経験しましたが良い悪い経験をどちらもしました。
メリット
①還付金
輸出の一番のメリットは消費税が還付されることでしょう。輸出であれば、仕入れ値の消費税8%分が戻ってくるというミラクルな制度があるため輸出ビジネスをされている方が多いです。
売ったら売った分だけ、消費税還付されるので利益度外視で売り上げを重視するセラーもいるくらいなので、還付金は魅力的ですね。
私自身、国内の売り上げがありますが、輸出の売り上げのおかげで決算時の消費税を払わず逆に還付されるので本当に還付金には助かっています。
還付金については下記にて詳しく解説しています。
②参入障壁があるため飽和しずらい
輸出ビジネスは「海外に発送する手間」「英語が必要」といった参入障壁があるので、国内せどりに比べて参入者が少ない傾向になります。
そのため他のせどり転売よりも飽和しづらく長く生き残れる可能性が高いのが輸出です。実際、私含め周りにいる輸出セラーは何年も安定して稼ぎ続けている方ばかりです。
デメリット
①発送事故や返品クレーム
海外の郵便事情は日本に比べて雑で適当です。せっかく商品が売れて利益が出たのに、発送途中で荷物が消えたり、中身が壊れて届くこともありえます。そのため大きな赤字を被るデメリットもあります。
私自身、インドにカメラを発送したら中身が壊れていて、返品クレームに発展して全額返品、、商品も返してもらえず大赤字を食らった過去があります。
発送事故などの失敗談については下記にて詳しく解説しています。
②インボイス制度で還付金廃止?
2023年に施行される「インボイス制度」によって還付金事情に変化があります。Ebayやアマゾン輸出されている方はヤフオク、メルカリの個人から仕入れることも多いでしょう。
このインボイス制度によって免税事業者の個人から仕入れる場合は、還付金対象にならないとのことなので、今まで有在庫、無在庫転売共に個人仕入れの場合は還付金がゲットできなくなります。(2020年現在の情報による)
還付金がゲットできなくなるので輸出セラーにとっては大きな痛手ですね。インボイス制度については下記をご覧ください。
【輸出せどり】Amazon輸出
Amazon輸出とは
Amazon輸出は、海外にあるAmazonを使って転売して利益を出していきます。主にAmazon.com(アメリカ)amazon.ca(カナダ)を販路にします。Amazon.EU(ヨーロッパ)などもありますが、知的財産権が厳しく多くのセラーが撤退しています。
今でも稼げるのか?
Amazon輸出は在庫を持って販売する「有在庫転売」と在庫を持たないで販売する「無在庫販売」に分かれます。
特にAmazon輸出といえば「無在庫」が全盛でした。数年前はAmazon無在庫輸出で数百万稼ぐセラーが多数いましたが、
- セラーの増加による値下げ競争
- Amazon側の規制強化
により、無在庫セラーは一発アカウント停止、資金保留などで今現在、無在庫で稼ぐ人は減りました。単純にツールで国内にあるものを値段を上乗せして一括出品して売れたら仕入れる手法で以前は誰でも稼ぎやすいノウハウだったのですが、甘くないですね。
ツール一括出品している無在庫セラーは立て続けにアカウントが止まり、稼ぎにくくなっています。反対に在庫を持って海外のFBAに納品してするセラーは今でも生き残っています。
ただFBA商品の中に真贋調査にひっかかる商品を誤って販売したり、お客様からの理不尽なフレームで規制がかかってアカウント停止になる例もあるので、安泰とは言えない状況です。
ただAmazon輸出でのFBAセラーは今でも爆発的に稼ぐセラーがいるのは事実です。在庫を持って海外のFBAに納品するのも時間がかかるので資金回転が悪いのがデメリットですね。
Amazon輸出で売れる商品
Amazon輸出で売れる日本の商品をご紹介します。
カメラ
日本でも人気のカメラですが、Amazon海外でも人気です。特に富士フィルムのコンデジは高値で売れていきます。その他にもPentaxのミラーレスカメラ、Canonのレンズなど売れ筋です。
文房具
日本の文房具は海外に人気です。Poscaやzebraのボールペンなどは、日本よりも高値で売れていきます。軽くて単価も安いので薄利多売系セラーは鉄板の商品ジャンルです。
フィルム
富士フィルムのフィルムもAmazon輸出で鉄板で売れる商品です。
ホビー
日本のおもちゃはクリスマスーシーズンになると爆発的に売れます。海外でもクリスマスプレゼントとしてAmazonで買うのでしょう。妖怪ウォッチやベイブレード、ポケモンなど日本のおもちゃは世界から人気です。
日用品
近年の爆買い中国人が日本のオムツやマスク、ヘルビ用品を大量買いするように日本の日用品は人気です。Amazon.comでもFBAの有在庫セラーで日用品を扱って月商1000万を稼ぐ方もいるぐらいなのでガンガン売れます。
輸出せどり Ebay輸出
Ebay輸出とは
EBAYは、日本でいうヤフオクのようなモノで新品以外にも、中古品を販売するセラーが非常に多いです。特に日本の中古品、アンティーク品は海外からとても人気があります。私自身、昔のフィルムカメラ、オールドレンズをEbayで今現在販売していますが海外から人気があるのを実感しています。
- フィルムカメラ、オールドレンズ
- 釣り具
- 廃盤のゲーム機
- 骨董品
多くの日本の中古品がEbayで転売されています。ヤフオク、メルカリで仕入れたものをEbayに転売するだけで誰でも稼ぐことが可能です。
今でも稼げるのか?
結論から言うと今から参入しても稼げます。Ebayにも在庫を持って稼ぐ有在庫セラー、在庫なしの無在庫セラーで分かれていますが、どちらの手法でも現在進行形で稼ぐ人は多くいます。
Amazon輸出をやるくらいなら、Ebay輸出をやった方がいいと断言します。それだけEbay輸出は稼げます。Amazon輸出の場合だと無在庫する時は一つのアカウントが停止になったら、もう一つのアカウントを作るのに住所を変えたりと本当に手間で面倒です。
Ebayのメリットはアカウントを何個も作ることができるので無在庫販売をしやすい点が大きなメリットですね。だからEbayの無在庫セラーは長く生き延びていると言えます。どうせやるなら息が長いビジネスをやりたいですよね。
Ebay輸出で売れる商品
フィルムカメラ
↑はハッセルブラッドというスウェーデンのカメラです。フィルムカメラは日本製に限らず、ドイツのライカなど価値が高くて綺麗なものは圧倒的に高く売れていきます。日本の中古カメラ店は国内相場で値付けされているところがあるので普通に仕入れて、Ebayに転売するだけで稼ぐことが可能です。私自身、今まで多くのカメラ、レンズをEbayで販売してきました。
釣り具
シマノ、ダイワなど日本メーカーの釣り具もEbayで人気です。竿やリール、中にはルアーなどもEbayに転売してるセラーが多いので釣り具用品はEbayで稼げるジャンルの1つになります。
骨董品
日本のミリタリーグッズや壺、鉄ヤカン、刀剣、紋章、、などの骨董品類もEbayでは頻繁に売買されています。ヤフオクやメルカリ、または質屋、リサイクル店で販売されているので利幅があるものは積極的に仕入れましょう。
廃盤のゲーム機
↑のように廃盤になったゲーム機やプレ値になっているゲームカセットも高値で販売されています。特に箱や付属品込みの場合はさらに高値で売れていくので、覚えておきましょう。
楽器
一時期、私はギター輸出をやっていましたが、ギターやベースの楽器はEbayで売れます。しかも単価が高いので売れたら5万〜10万円の利益も見込めるので少ない個数で大きな額を稼ぐことが可能です。
ただ最近はワシントン条約などでギターの輸出がシビアになっているのでお気をつけください。
輸出せどりは稼げるけど、国内せどりでもOK
この記事を見られている方は今よりも稼ぎたい、副業で月10,20万円でも稼ぎたい方が多いでしょう。輸出はたしかに稼げますが、国内せどりでも充分稼げます。
違いは国内で転売を完結するか、海外に送って完結するかの違いです。ただ海外に発送すると、破損事故や返品クレームになったら大赤字を食らう恐れがあります。
稼げるのは稼げますが、大赤字になるリスクや海外に発送するまでの時間、資金回転を考えると月10〜20万稼ぐ程度なら国内転売で充分です。国内で仕入れて、国内で売る、、輸出よりも資金管理も比較的早いし、英語を使う必要もありません。
まとめ
輸出せどりについてのebay,amazon輸出についてメリット、デメリットも踏まえて解説しました。ただこの記事を見ただけでは、意味がないので実際に自分で仕入れて、転売して本当に稼げるんだという体験を得ることが大切です。
もし輸出するのが怖い、まずは国内からやりたいというのであれば、ヤフオク、Amazon、メルカリを使った国内転売をやって転売の基礎を体に叩き込みましょう。
国内せどりから初めて、輸出に移行しても全然手遅れではありません。また輸出がどうしても面倒だという方は国内せどりだけでも充分稼げるのでまずは国内転売を極めることをオススメします。
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