アダチです。
せどり(転売)ビジネスにおいて資金力は、必須のスキルです。「資金が少なくてもできる」と転売塾などをセールスしているのを見かけますが、中身を見てみたら小資金でもできるけど超手間がいるノウハウだったり、アカウント停止リスクのある無在庫転売だったりします。
アカウント停止リスクを犯して、無在庫転売やるくらいなら、お金を借りて、資金を貯めて真っ当に在庫を持って、せどりをした方が長期的に稼げますよ。
借りるというのは「融資を受ける」ということです。間違っても高金利の消費者金融や闇金で借りるということではないので勘違いしないでくださいね。
私自身も過去500万円の融資を受けて、今現在せどりビジネスをしています。
今回、私の融資の経験を踏まえて、融資する時のメリット面やデメリット面、できるだけリスクなく簡単に最大限に融資を受ける方法を解説していこうと思います。
Contents
せどり(転売)ビジネスで融資を受けるメリット
私自身も、最近融資を受けましたが、資金がない方や売り上げをもっと伸ばしたいと思っているのでしたら多くのメリットがあります。
仕入れ商品が広がる
せどりビジネスは資金があればあるほど、稼げます。目の前に儲かる商品があるのに、資金がないからと指を加えているのは、もったいないですよね。
特にアマゾン転売されている方は分かると思いますが、目の前の商品が1ヶ月単位だと売れていなくても、3ヶ月だと売れている商品がある場合、資金がない方は仕入れに躊躇しますが、資金力があれば、多少の長期在庫品でも利益が出るものであれば仕入れることが可能です。
資金がないことで、目の前にある利益商品を捨ててしまっているのです。
高額ジャンルを扱える
1,000円、2,000円単価商品を扱うのと、50,000円、100,000円の高額商品を扱うのでは1商品あたりの利益額が違ってきます。当然、高額商品の方が1個で10,000円、20,000円の高利益を取ることができます。
1個あたりの利益額が高い方が、当たり前ですが楽に稼ぐことが可能です。薄利でちまちま転売するよりも、1撃1万、2万円を利益を積み重ねることができる高額ジャンルは魅力的ですね。
テレビやカメラなどの中古家電は、高額なものであればあるほど、高利益が見込めます。そのためにも融資をして、高額ジャンル商品を扱うことができるメリットがあります。
資金ショートに怯える必要がない
資金が少ないと、月末のカード払い日までに在庫を売り切ったり、最悪赤字で売り切ることもあります。融資を受けて、資金に余裕があれば、クレジットカードの支払い日までに払わないといけない恐怖感も皆無です。
資金ショートに怯えることなく、せどり転売ビジネスすることができます。
せどり(転売)ビジネスで融資を受けるデメリット
結局は借金
融資と言っても、借金と同じです。いつかは返さないといけないのが事実です。もし、期限内に返済できなかったり、延滞するとブラックリスト入りされて各金融機関から、将来的に融資しづらくなる可能性もありえます。
融資を受けたのに、利益が全然上がらなかったり、プライベートに使い込んで返せなくならないように、あくまでも「借金」しているという意識を持つことが大切です。
金利がかかる
融資を受けると、金融機関によって違いますが、金利がかかります。仮に500万円借りるとしても、500万円を返せばいいというわけではなく、500万円の何パーセント分の利息を上乗せして返していく必要があります。
中には、法外な利息を取る悪質な金融機関もあるのでお気をつけください。私がこれからオススメする「日本政策金融公庫」であれば基準金利率1.11%〜という低金利で融資できるのでオススメです。
せどりでオススメの融資先は日本政策金融公庫一択
様々な融資先がありますが、せどり(転売)で融資を受けるのにオススメは「日本政策金融公庫」一択です。
国庫政策金融公庫とは、2008年10月1日付で設立された財務省所管の特殊会社で国の政策金融機関になります。
国が100%出資をする金融機関なので安心
基準利率が1.11%低金利で融資が可能
「新創業融資制度」は融資のハードルが低い
多くのメリットがあり、せどり転売ビジネスでも融資を受けることができます。私も法人化をしてすぐに、500万円の融資を受けることができました。
ちなみに個人事業でも、副業のサラリーマンであっても、精度の高い事業計画書を書いて提出すれば誰でも融資が可能です。個人事業の方でも600万円、700万円の融資を受ける方もいます。
日本政策金融公庫から融資を受ける手順
では、私の例でどのように融資を受けたのかを解説していきます。
私の場合は、700万円の融資希望でしたが、最終的に500万円の融資に決定しました。金利「1.41%」で5年で完済してとのこと。
↑のように毎月一定の額が引かれていきます。
①国庫政策金融公庫に連絡
最寄りの国庫政策金融公庫に連絡をして、融資の相談をします。その後、国庫政策金融公庫から融資を受けるための書類を書いてくださいと郵送で送られてきますので「事業計画書」「融資申込書」等を記載して国庫政策金融公庫に送ります。
後日、国庫政策金融公庫から連絡が来て、面談の日程を決めます。
②「事業計画書」「融資申込書」を書く
「事業計画書」「融資申込書」は、、
- 希望融資額
- あなたの住所や家族構成
- 今現在やっているビジネス
- なぜ融資が必要なのか?
を記載していきます。
ちなみに、「中古品を販売しているところはどこですか?」と記載するところがあったのですが、「amazon」「ヤフオク」と正直に書きました。これで全然いけます。
信用があるからと言って、店舗で物を売っていますなんていう必要はありません。堂々とアマゾン、ヤフオクのネット販売をしていると言いましょう。ネットで売ろうが、実店舗で売ろうがお金を貸す方からすれば、全然気にしていないので。
一番大事なのは、事業計画書でしっかりとしたビジョンを持って融資を受けることを伝えるということです。ビジョンがなければ「何で融資を受けるの?」ってツッコまれてしまいますからね。
③国庫政策金融公庫と面談
「事業計画書」「融資申込書」を書いて、国庫政策金融公庫に出向き、面談をします。
担当の方との面談では、、
- 希望融資額
- どのようなビジネスをしているか
- なぜその融資額が必要なのか
を重点的に聞かれました。
特になぜその額の融資が必要なのかが明白でないと、担当者によっては信用できないと融資額を下げられてしまう可能性があるので、融資を希望する理由をしっかりと用意していくことが重要です。
③審査が通れば、銀行口座にお金が振り込まれます
無事審査が通れば、銀行口座に入金されます。融資希望額に届くか、届かないかはあなたの、ビジネスの信頼性や事業計画書によって、担当者のさじ加減で判断されます。
私の場合は、700万円の希望額に対して500万円の融資額を提示されました。
国庫政策金融公庫の「新創業融資制度」とは
新創業融資制度は、国庫政策金融公庫により、創業前または創業後間もない事業者が、無担保・無保証で利用できる創業融資であり、創業者にとって利用しやすい制度となっています。
融資限度額 3,000万円
事業を始めてから、税務申告が2期未満の方
創業時において創業資金総額の10分の1以上の自己資金がある
事業を始めたての方が優遇される融資制度になっているので、会社設立時、開業したばかりの方は「新創業融資制度」を利用することを強くオススメします。
創業資金総額の10分の1以上の自己資金があれば、融資を受けることができるので、例えば500万円の融資を得たい場合、10分の一の50万円の資金があれば満額で500万円の融資を受けることもできます。
高額な融資を受けるため、あえて創業して「新創業融資制度」を利用して高額な融資を引き出せます。
国庫政策金融公庫で融資が通りやすくなるコツ
事業計画書を明確に記載する
担当者は「事業計画書」を見て、この事業計画なら融資できると判断します。それだけ「事業計画書」を明確に記載することは重要です。
- なぜ融資が必要なのか
- なぜその融資額が必要なのか
- 融資額の内枠
をできるだけ担当者に納得いただけるよう記載しましょう。あくまでも事業計画なので、実際に計画書に書かれていることをを達成しなくても大丈夫です。
国庫政策金融公庫は、貸付をすることで事業継続しています。つまり、融資は大歓迎なのです。重要なのは、返済してくれるのか、信頼できる人物なのかを基準に貸付ているので、できるだけ信頼してもらえるような「事業計画書」を書くことが重要です。
中古品を扱っている方は古物商を取得すること
中古せどり事業をされている方は、古物商免許は必須です。もし、持っていない場合は、融資自体受けられないので、古物商免許は必ず取得しましょう。
税理士に相談する
一番良いのが、信頼ある税理士さんに融資について相談することです。税理士と契約していれば、あなたの売り上げが利益を全て把握しています。
税理士さんは融資について精通しているので、どうしたら希望額の融資を得ることができるのかを的確にアドバイスしてくれます。私も信頼ある税理士と相談しながら、融資までの手続きを行いました。
もし、売り上げがあって良い税理士を探しているのでしたら私がオススメできる「せどり 転売」に強い税理士をご紹介します。こちらのメルマガからご返信くださいね。
まとめ
せどり転売事業をしていく上で、資金力は重要です。そのためにも、融資を受けて資金力を付けることをオススメします。
融資を受けて、資金があれば、、
- 仕入れ商品が広がる
- 高額商品を扱える
- 高値売りができる
など売り上げ規模を拡大することが可能です。
もちろん、融資は借金なので、返済義務がありますが、返済期間の間に大きく利益を上げて余裕で返済できるくらい稼げば良いことです。
お金が無くて、目の前の利益商品を取り逃がしているのは勿体ないです。融資を受けて、資金力をつけて利益を上げていきましょう。
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