嘘・・?土木作業員がナポレオンヒルの「思考が現実化する」を読んだ結果・・

僕は土木作業員だったとき現場まで移動の運転は決まって新人の僕でした。
車内での会話は大抵、会社に対する愚痴、主に給料のことばかりです。

「これだけ仕事をしているのに社長は給料をあげてくれない・・」

「こんな給料じゃやっていけない・・・」

「3年連続で昇給しないなんてありえない!」

「ボーナスが少なすぎる。もうこんな会社辞めてやるー!!」

先輩の給料に対する愚痴を聞きながら、黙って僕は
毎日、車をハンドルを握り続けたのです。

内心は「そんなに不満があるなら辞めちまえよ」
とおもっていました。だって愚痴ばっか吐いても給料は増えないですからね。

普通に考えて、会社に期待するだけで給料があがると思うのはナンセンスです。
会社に願望することに意味はなく、願望しても給料は増えません。

結局、最後は「自分」です。

「自分」の能力を高めない限りお金は増えません。
仮に能力を高めても、会社にお金を吸い取られたら一生給料があがりません。

一番はやはり、能力を高めて、会社の外でお金を稼げれるようになるのが
自分の富を増やすための近道です。

会社に頼って、いつか給料が上がるだろうなーっと思って
生きていたら、ずっと不満が残ったままで人生を終える可能性が高いです。

 

ちなみにこの考え方って日本人の特有のものらしいです。

アメリカだと今の現状は、個人の積み重ねの結果で、
環境だとか運だとか外部のせいにしません。

全て、今まで自分がやってきたことが今となって現れているので
改善の必要があれば、自分の意思で行動します。

日本人は環境、運、国家、情勢、、など
どうにもならないことに未来を委ねる傾向があるとか。

この傾向って、起業率にも現れていて
アメリカの起業率が9%以上もあるのに対して
日本は約4%です。2倍もの差があります。

起業率に2倍もの差があるのは、
アメリカと日本の意識の差からくるものかもしれないですね。

 

過去の僕も願えば叶うと盲信していた時期がありました。

20代の時は一時期、自己啓発を読みあさっていました。

そこで出会ったのがかの有名なナポレオンヒルの
「思考は現実化する」です。

当時のアダチは、本に書いてある通り
紙が擦り切れるくらい何度も読み返し、
大事な箇所はメモを取りました。

また夢や達成したい目標を紙に詳細に書いて
毎日、寝る前に口に出して願いを言ったり
部屋中に付箋で将来の目標を貼ったりしていました。

付箋に書いた夢の内容は恥ずかしいので
割愛しますが、当時の僕は真面目に

「これで、おれは夢を叶える!!」

と信じ込んでいたのです。

でも生活自体は、毎日眠たい目を擦りながらベットから起き上がり
行きたくもない会社に行き、
言われた通りの仕事をこなして、
帰って母親の作ったご飯を食べて寝るだけ。

土日は飲みにいくか、寝巻き姿でパチンコ屋に並び
スロットを延々を打ち続けるだけの日々を送っていました。

当たり前ですが、なんの変化もしないで
毎日同じ行動をしているだけでは、人生が変わるわけないですよね。

仮にスロットで大当たりして100万円とか稼いでも
どうせスロットで使ってしまいます。
(ギャンブルで稼いだ泡銭は結局、ギャンブルで消えます)

1年間「思考は現実化」するを読んで、書いてあることを実践しても
結局、給料もあがらないし、人生の質も変わりませんでした。

ただ1年、年を取っただけだったのです。

 

当時の僕は、願えば叶うとひたすら紙に書いたことを
読んだり、占いを見て一気一憂したり、願望することで
理想の生活が得られると思い込んでいました。

当たり前ですけど、願望だけじゃ
結果は着いてきません。

でも当時の僕は運が悪い、環境が悪いなど
外部に原因があると思い込んでいたのです。

だから罵声を浴びせ続けられながらも
ストレスでお腹が痛くなりながらも
給料が全然あがらなくても、歯を食いしばって出社していました。

「頑張っていれば誰かが見てくれる」
「我慢して耐えることで明るい未来が見えるはずだ」

こんな感じで日本人独特の教育で「我慢は美徳」と教えられてきたので
僕もいつかは芽が拓くだろうと何も考えずに前だけ見てきました。
 
ただ、3年間勤務しましたが昇給は一度もなし、
残ったのはストレス耐性に強くなった忍耐力くらいです。
 
会社を辞めると社長に告げた時も、引き止められることもなく
意外にあっさりと了承され、、呆気ない気持ちになったのは
今でも鮮明に覚えています。
 
働いてる時はあれだけぼくに期待してくれているのか、
社長も温かい言葉をかけてくれたことも
あったけど、辞めるときは結構あっさりとしてましたね。
 
 
 
自分が独立して、色んな経営者を見てきて
意外にも従業員のことを何とも思っていない社長って
実はかなりの数がいることが分かりました。
 
いくら社員が頑張っても任される仕事によっては
あまり利益には直結しない、だけど誰かしらいてくれないと
困る仕事ってあるんですね。
 
社長からすればいくら頑張っても給料は上げれないし、
仮に人がいなくなってもまた補充すればいいやーって感覚だと
いつまで経っても、従業員の待遇は改善されません。
 
逆に頑張りすぎると給料を上げないといけないので、
あえて待遇を改善しない会社も中にはあります。
 
こういう現実を知ると、いくら願望しても無理なものは
無理という現実が理解できるようになります。

 

結局、何もせずにじっと待っているだけでは現状は変わらないんですよね。
 
ぼんやりと「〜になったらいいなあ」と
我慢しながら毎日を生きていても変わりません。
 
現状を変えたいなら結局、行動するしかないです。
 
例えば、僕は3年間勤務した会社を退職して
海外に逃走したのですが
そこから僕の逆転ストーリーが始まったと思っています。
 
海外にいき、アグレッシブな人に囲まれながら
生活することで、自分の価値観が一気に変わりました。
 
「自分はなんてくだらないことで悩んでいたのだろう。」
 
そこから日本に帰って、起業すると決めて
今に至ります。
 
 
 
僕を変えたのは、結局リスクを冒して
行動したからです。
 
他の人からしたらリスクと感じないかもしれませんが
当時の僕の考えで、26歳で会社を辞めるというは
ものすごくリスクの高いことだったのです。
 
なぜなら周りは、会社員ばかりだったので
 
「いま会社を辞めたら再就職はきついぞ」とか
「その年齢で海外にいっても何もえられない」とか
「このまま正社員でいた方が安泰だよ」とか
 
吹聴されていたからです。親からも散々言われましたね。
だからめちゃくちゃ悩みました。
 
 
脱サラして起業するときも
もしお金が稼げなくなったらホームレスになるんじゃないか、
借金を負ったら一生借金を返す人生になるんじゃないか、
 
と恐怖感しかありませんでした。
 
 
リスクを冒して行動した結果、
朝から晩まで自由なストレスのない生活を
手に入れたわけですが
 
やっぱ行動しか人生は変えられないことを
身を持って実感しています。
 
しかもあれだけ海外に脱走するとき起業する時
反対していた友人、親、同僚も今では手を返したように
 
「会社辞めてよかったねー」「起業してよかったじゃん」
と言う始末です。
 
 
 
現状を変えるには願望をしても
何も変わらないことがわかれば
自然とリスクを冒して行動するようになります。
 
というか行動してみて思いますが
リスクってあんまないですよ。
 
特に起業って今ではパソコン1台で資金もない状態でも
できるのでリスクは皆無ですし、借金を追う必要もありません。
 
仮に起業してうまく行かなかくても
サラリーマンにまた戻ればいいだけです。
 
そう考えると今の時代ってチャンスしかなくて
何も行動しないことがある意味リスクなのかもしれませんね。
 

 

PS.先日、元いた会社の同僚と会ってきました。

彼も職人として独立して成功しています。去年は高いお金を出して
ユニック車を購入したそうで。こんな奴↓

仕事も順調で儲かってるようです。
話を聞く限り、会社員の時の3倍以上はあるとのこと。

ちなみに当時いた同僚や先輩もほとんどが職人として独立したらしく
今では、誰も現状に対して愚痴る人はいないようです。

結局、僕も同僚も先輩も会社から飛び出して、
自分で稼ぐと決意して行動したからこそ、今の位置にいるわけです。

愚痴ばっか言ってるだけで行動しないと
何も変わらないので、今現状に不満がある人は何らかの行動を
取ってみてください。

1歩踏み出すだけでも意外と人生変わりますよ。

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僕は土木作業員を退職後、海外に逃亡して
その後、カメラ転売に出会って独立起業しました。

現在は、独立10年 法人5期目の一人社長として活躍中。

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